いのちばっかりさ

生きている記録。体を鍛えて学び働きたい。

自分の重さ

自分の死骸を抱え

街から街へと渡り歩きたい

花よ僕は

こぼれ落ちたのだ去年から

星の位置を見る本を持っているのに

その星を確認する時間がない

絶対に手放したくない

この興味を

自分の重さを毎年確かめ

川に落として再生させる

花よ僕は

寒々しい風の中でも

あなたがよりよく保存される

冷たさを守ってくれるから

また花を見上げる