いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

対立と殺人

カインは定住して田畑を耕した。アベル遊牧民だ。神は遊牧民の贈り物を喜ばれた。神は肉が好きだったんだろう。アベルをカインは許さず殺した。神が殺したのか。

 

俺たちは社会の虫だった。同じ社会の中で主がいなければ憎み合えど殺し合うことはなかったのか。大いなるものからの目線に苦しむことはなかったのか。

 

高みにいる人間が無邪気に肉を選んだことで踏みにじられ存在も知らぬ間に殺し合う人達がいる。

 

 

全然話は違うけど、旦那のお母さんが家の屋根をなおすという「誰かが住んでくれるなら思い切って直します!!」とかLINEで連絡してくるらしい。「そりゃ家があって住めるなら住みたいけど仕事がないので。」と言いながら私は「本当に私は家があったら住みたいのだろうか?」と思っていた。健康なのに家があったら住みたいって本当なのだろうかと。家があって住むと心がどんどん狭くなり地蔵のように土地に結びついてしまう気がする。土地に結びついたらきついことしかない気がする。