いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

転職したいとなったけどいろいろなことに思いを馳せると女は大変

人間にとって転職がよくあることになったのなら、また女性が働くこともよくあることになったのなら、子供作るか?みたいなタイミングと転職のタイミングが重なることはよくあると思う。

 

というかぶっちゃけ転職決まったけどもしできてたらどうする的なタイミングでトントン拍子に面接何回もくるように言われて一週間でいきなり転職することになったが、そんなふうになるとは思ってなかったみたいなこともよくありそう。もっと大変な例としては、なんか一回転職の話流れたからじゃあしばらく転職できないし、子供作ろうとしたら、受かってた人が辞退したらしくまた話復活したわ!みたいなことも男なら普通にまあ臨機応変ですねーみたいな感じだけど女はそうはいかん。

 

男なら転職と同時に子供ができて「張り合いが出ますね!」「いやープレッシャーがやばいっす!ガハハ」みたいな話になるが、女だと張り合いどころの騒ぎではない。まじか、転職承諾してしまったし、現職には退社すること伝えてしまったし、引き止め激しかったから絶対辞めるとか言ってしまったわ!みたいな感じになるだろう。明日から仕事も収入もない!病院代かかる!みたいな。

もし転職してすぐ産休とかで休むとなったら、内定取り消されるかもしれないし、なおかつ今の職場には戻れないかもしれないし、というやつ。そしたら産休取れないし、給与の6割ももらえないとなる。普通に立場が不安定すぎる。キャリアも空白になってしまう。

 

もうリスクに備えて女は常に貯金500万くらいなければ思い切ったことはできないだろうと思ったりしている。というかそれでもキャリアの空白を埋めるものは買えない。

 

キャリアのために中絶する人がいるという話を聞いたときあんまり心に響いてなかったけれど、それはすごい有りそうな話だ!と思った。

 

まあ普通に意味がわからないので、そういう理由での内定取り消し可能な状況はやめたほうが良い。しかし人員に余裕がなければ育休を取る社員を受け入れることはできないのであって、もしこのまま少子化が進むと更に人員がいなくなって、余裕がなくなりそういうことはできなくなっていきます……と悪循環に思う。