いのちばっかりさ

生きている記録。生業。通信制大学。天平の甍、生の短さについて、狼煙

2016-01-01から1年間の記事一覧

幸せによって何が変わるか

幸せな電話が立て続けにかかって来る一月間のあと、電話は私にとって恐怖ではなくなった。 幸せなシーンでニュースが語られるのを聞き慣れたころ、私は再び新聞を読み、テレビニュースを見る気になった。 呼吸ができるかのように感じる。

みかんのなぜ甘いの味ないのあるの

みかんを買うと(もちろん安いのを買っているのだが)袋なり網なりの中に必ず甘いのと味のほとんどないのが入ってある。これはなぜ。 甘いのと味ないみかんが、仮に同じ樹に成ったみかんだとして、それならば同じ樹に甘いのと味ないみかんができるのはなぜだ…

彼氏とケーキ屋へ行く

彼氏とケーキ屋へ行く。アップルパイを食べる。コーヒーを飲む。おいしい。ケーキ屋で働く友達が出てくる。友人はなぜか涙ぐんでいる。雨がちらほら降っている。 ケーキ屋の友人と駅まで歩いて帰る。どのバスに乗ればいいかわからず、友人に教えてもらう。友…

自分の生き方に誇りを?

無駄遣いしたお金、無駄遣いした時間、なんとなく過ごしてしまった時期、うまく向けられなかった情熱、思い出せば思い出すだけ自己嫌悪だほんと。 しかし最後には自分の生き方に誇り持って行きたいな。壊れていくことではなく、よくなっていくことで、この悲…

スマートであること

欲しいものを手に入れる 素早く行動する 行きたい時に行きたい場所に行く お金を払って他人にやってもらう スマートだなぁ、いいな、と他人に思わせることのできる、そして自分自身スマートだと酔うことのできる、生活スタイル。わたしが極端にお金がなくて…

母に対するこわさ

わたしはいつも母に対する時、空っ風のようにちらちらとしか接することができない。 母はいつも、わたしの中の隠された恐怖を復活させ、愚かな孤独者としてのわたしを再来させる。あまり深く関われば、たちまち彼女の恐怖さえも共有することを強いられて、死…

不自由な性

夜に異性と食事に行くのは、友人以上の関係に誘われてもいいと表しているようなもの、とか、注意しなさいとかいう母がいる。 そうなのだろうか。どう考えてもちょっとおかしい。そもそも昼間は皆働いてるじゃないか。どうすればいいのだ。早朝に会えばいいの…

松岡三郎『労働法ーー権利の歴史と理論』

こんな本をちら読みしました。 労働法―権利の歴史と理論 (1968年) 作者: 松岡三郎 出版社/メーカー: 弘文堂 発売日: 1968 メディア: ? この商品を含むブログを見る ところで、労働者を安く使って能率をあげるための第一の方法は、市民法の自由競争の原則を使…

風邪がやっと治った。

ほんとに参ってしまった。 ほんとに参ってしまったとか、正直にいえる時間があとどれくらいあるだろう。本当に参ってしまったと言ってる人ってなんか可愛いよなあとか思いながら。 毎日三語だけ日記をつけてるのだが、今日気づいたら日記帳もずいぶん後ろの…

鱗食の魚

魚の中には、他の魚の鱗を専門に食べる魚がいる。

中村白葉の自伝(ロシア語翻訳者)

中村白葉の自伝を読んだ。このひとはいつも感情的に涙もろいような人なのじゃないかと思った。人道主義的で、敏感というか、たぶん、私のゼミの先生もそういう人だったのかもしれないとふと思った。なんか人道的なところにさしかかると泣いてしまう、という…

消費者法

消費者法の講義を受けた。割と面白い。ただし、消費者法の本はほぼすべて横書きである。不自由である!

北京の書店(北京图书大厦)

私が北京に居た時に訪れた中で、最も大きな書店がこちら、北京图书大厦(北京图书大厦网上书店——北京市新华书店连锁有限责任公司)である。ちなみに西単というところにあります。 この書店はどんな書店かというと、とにかく大きい。 大きすぎて全体を納める…

風邪

また風邪をひいてしまった。この半年ほど、2ヶ月にいち度の間隔で風邪をひいている計算になる。 絶対よくない。毎日ランニングするなり、ご飯をちゃんと食べるなり、なんとかしなければ。今学期は頑張って単位を取りたい。 とはいえ毎日人混みから帰ってくる…

横書きのノート

自分は横書きの日本語(漢字ひらがな、時にはカタカナ等が混在している)を読めないので、しばしば自分が書いたノートも読み返せない。 そこでできるだけひらがなやカタカナを書くことを自分で制して、漢字ばかりで書くと読みやすい。このことは中国語を勉強…

中国にもコンビニコーヒーはあるのか

中国でコンビニコーヒーを見かけたことがない。ので友達にもそう話してきたが、どうも中国にもあるらしい。ネット上に多数情報がでている。 今度中国に行ったときに試さねば。

100年続く店

この先も100年続き、思い出の地となる店や場所を探したい。 あとなんだか、風邪みたいな症状の後にめちゃくちゃ汗をかく。なんだろう。

餃子!

この本読みたい。 アンソロジー 餃子 作者: 菊谷匡祐,黒鉄ヒロシ,小泉武夫,小菅桂子,小林カツ代,今柊二,鷺沢萠,椎名誠,東海林さだお,南條竹則,難波淳,野中柊,浜井幸子,林家正蔵,パラダイス山元,平松洋子,藤原正彦,古川緑波,南伸坊,村瀬秀信,室井佑月,山口文…

中国で風邪を引いたら何の薬を飲んだら良いか(現地風邪薬)

中国で風邪を引いたら、何の薬を飲んだら良いだろうか。その問いに対する中国語教諭の答えによると、 夏に風邪を引いた場合には「雀香正気」がよい。 冬の場合は「感冒冲剤」がよい。 だそうだ。これは教諭の主観であるので、もっとほかに良い薬があるかもし…

市井の人々 打ち明け話

中卒なのに高卒と履歴書に書いて採用された人が居る。学歴詐称だ。聞いていてなんてストレスフルな話だろう。その人は、ばれるんじゃないかと最近めっぽう怯えている。会社から最終学歴を証明する卒業証書を提出するよう求められたのだ。怯えているという事…

ショートライン 願望それとも請求

ある挨拶 その金字塔と名乗る女の子が初めてこの家に来た時、わざわざそれを目の前にしてでも言ってみたいことがあった。あなたは居なくなった私の娘じゃないかということ。そうでなければなぜ今頃、こんなふうに私たちのところへやってきたのかということ。…

階下の喫茶店の会話

小市民の金に関する会話 女:「Hが死んでから保険金を受け取って、お金というようなお金は初めて受け取ったよ。いままで大きなお金なんか、遠目にすら見たことはなかった。」 男:「金といったって、たいした金じゃないでしょう。」 女:「私にとってはたい…

雨が降る

雨が降ったので、山を登らなかった。これがただの雨ではなく、台風だからである。そもそも私は雨の日に山に登ることは好きじゃない。山に登るのは自分の忍耐を試すためでもあるけれど、それ以上に景色を楽しみ、爽快に享受生活(中国語で生活を味わうという…

小説に対する興味

北京へ行って書店をめぐる中で、小説に対する興味を吹き返した。あんなにも邦訳されていない面白そうな小説があふれている。料理に関する本も、あんなにもあふれている。外国語を勉強することは私の宿命だったのだ。

帰国して購入した本

新・中華街 世界各地で〈華人社会〉は変貌する (講談社選書メチエ) 作者: 山下清海 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/09/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 境界 横浜中華街・潜伏捜査 (講談社文庫) 作者: 本城雅人 出版…

明日から留学

中国に行ったら大変な不幸に見舞われると思っている母に脅され続けているが、私は楽しみだ。常に不安にかられて、他人の不安も煽動しないではいられない母の居るこの世よりは、どこか違う世へ行ったほうがまだマシ感もある。そのほうが避暑地としてはずいぶ…

留学すること

八月三日から、八月三十一日まで、北京語言大学に留学する。楽しみだ。情報をくださった方、ありがとうございます。 とはいえ不安もある。 今まで勉強というのは、より良い将来のためにするものと思ってきたが、案外差し迫った環境の変化のなかで自分が安全…

誕生日と証明

Facebookを見るのがつらくなった。 みなが人生について何らかの仮説を立て、その仮説を立証するために行きているかのように見える。 自分の仮説に反する事象は捨ててしまい、立証に有利な事象だけを拾い集め、まるでそこにはそのように有利な事象しか存在し…

無力は捨てて就活へ?

これ見よがしに無力な態度をとって来た自分も(本当は無力な態度をとっていたわけではなくて本当に無力なのだが)、ついに就職活動を始める頃合いとなりました。とはいえ、就職活動はとても難しい。何が難しいかと言えば、 まず、たくさん人に会う。面接もそう…

二十代前半で初めて異性とつき合いはじめたらこんなことを思った。

まず、男性と一緒だと夜道とか海外とか、一人で居る時より恐怖なく歩ける。なんだかんだ言って女性一人では不安が多く、行動範囲が狭まるようだ。あと、旅行に行ったりして、相手も同じものを見て感じていると思うと、もっと真剣に見たり感じたりしようと気…