いのちばっかりさ

その金字塔/ 絶対自立(物語です)

その周りにある瞬間や時を愛したのではなく、ちゃんと人を愛したのかということ

 私はエモーショナルな瞬間ありきの人間が大嫌いである。感情的な瞬間や、感情的というか衝動的な恋愛が大嫌いである。衝動で浮気したりするのも大嫌いである。衝動や行きすがりはすぐに過ぎ去るので、その後に荒涼とした火傷痕を残すような行動をしてしまうのは大嫌いである。いま盆踊りの音楽が聞こえる。

 

 我々は田園風景のようなものの中に住んでいる。そこで天気図なんかを書いている。ふざけた楽団がそこを通る。決してついて行きはしない類の団体である。そこにかかずらいになると何かが起こる。みんなどの土地に住んでいても不満はある。どの時代の人間も何かによって失われている。ここから動くのはアホだ。そう考えるのは私の心が老人だからだろうか。

 

 私は思うのだけれど、多分私は意味のわからない事態が色々と積み重なり、急に広場に出たあの瞬間が好きであなたを好きなわけではない。ちゃんと話をした時に、私はあなたのことを理解したのだと思う。あなたが私のことを好きだから好きなのでもなければ、話を聞いてくれるから好きなのでもない。一番ふさわしい言葉で言えば、初めて私の全存在が同期できる人間に出会ったと感じた。

 

 同じものを見て、今やっていることを話して、同じところで死んでもいい、そう思える。見るもの全て、会う人すべてに拒否反応を示してきた。正直なところ、海にも山にも平地にも馴染まず、実は自分は田園風景の住民とも言えなかった。存在そのものが、時代によっても不満によっても蝕まれない代わりに、完全に孤立していて、身動きならなかった。でもあなたに会った時、それはあなたでなければならなかったと思う。うまく言えないけれど、私の周りに恐ろしく光って聳え立っていた数々の存在が、直視できるものになった。それはあなたが横にいるからだと思う。

 

  戦乱もないのにこんなことを言うのは馬鹿みたいだろうか。ちなみに当の本人は読んでない(と信じたいし多分本当に読んでない)。いつか見て欲しい。

 

 ピザを食べたのは贅沢にすぎた。どうかしていた。将来に備えねば。暑くなる前の日に食材を買っておかないと次の日面倒で料理しなくなるので、ちゃんと気象庁のアプリを見て前日に買い物せねばと思った。

 

 運転免許の講習の資料を請求した。