いのちばっかりさ

生きている記録。生業。通信制大学。天平の甍、生の短さについて、狼煙

ゴミ箱を買おう

ゴミ箱がないのはゴミ箱を買ったことがないからだ。全然広い家に住んだことがないから、いつもキッチンに引っ掛けたゴミ袋に全部ゴミを入れていた。それで用は済んでいた。旦那の体調が頗る良いのはいろいろなことを試したけれどおそらく広い家に住むことが一番良いということを表しているようだ。足踏みをする。何も進んではいない。夜になると死にそうになっている。家に帰ったらシャワーを浴びて眠る。というよりぶっ倒れて寝てしまう。

地獄みたいな場所で眠れないような目に遭わなくて良かった。孔子は弟子を殺されてどんな気持ちだっただろうとふと思う。そんなことを考えていると泣けてくる。同じ場所で過ごしたことがある人が死ぬのは辛いことだ。そういう悲しみがあるから論語が好きだ。30近くなっって自分がやっている仕事が明らかに自分に向いていないと思いながら働くのは辛いことだと言わず悲しいことだと言えばいい。全ての悲しいことはすぎていく。それに押し込んでしまう。木曽川、流れていっておくれ犬山城から見えるこの広大な流れの中に隠してわからなくしておくれ。

犬山城はねえ、素晴らしかったのだ。混んでいるけれど混んでいない時間にいったらすごいのだ。きっとすごい。旦那元気でいてほしい。まるでパーティだ。この人生はいったいどこへいくのだ。太白川はどこへいくのだ。この名もない川に泳ぐ恋はどうしてこんなに増えているのだ。