いのちばっかりさ

生きている記録。生業。通信制大学。天平の甍、生の短さについて、狼煙

つげ義春日記に書いてある子育て

 

「今日も正助のうなり声で熟睡できず、子供のために生活のすべてを混乱させられるようで憎悪を覚える。そのことをマキに云うと泣き出した。」

※正助というのは息子さんのこと。マキは奥さんのこと。

 

実際はそんなもんだろうと思う。子供ができたらお金はないし部屋は狭いし仕事には身が入らないし、かと言って実家は問題ありだしみたいなことで、結局二人と子供一人でなんとかするしかなし。

 

子供が例えばできたとして一概に良いこととは言えないのはもちろんのこと、むしろ悪いことを乗り越えられるか常に注意を払って置かなければならないように思う。二人は好きで一緒になったから良いけれど、子供は全く無関係の存在で、できるだけ何者にも脅かされず、また両親の感情や金勘定やなにやかやのだらしなさに影響されることなく将来を歩んでいけるようにしてあげなければいけない。

 

まず一番の問題として私はあまりにも年収が低い。知識も足りない。国家資格も足りない。

 

旦那が屋根に薬剤をかけて高圧洗浄機で瓦をきれいに洗う動画をずっと見ていて、こういうのが好きな人はいるんだなと思った。他にも歯石を取る動画とか耳垢を取る動画とか好きでよく見ているけどスッキリするんだそうだ。私も林業の人が話してる動画とか、海の音だけ聞こえるやつとか、銭湯巡りの動画とか、ずっと聞いていることがあるからにたようなものか。

 

野菜を今年から育て始めたがちゃんと育つ姿を見てると精神的に落ち着いた。