いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

2022-05-08から1日間の記事一覧

短歌

夏が来て昨夏からの山門不幸 札まだそこに 立ててあるけど 灌仏会 甘茶すすめるめる住職の 前に裸足で われはあがりぬ 甘茶とは 何かと知らず勢いに 飲んで驚き 後ろを見た春 世界中 裸足で会いに行く人に 釈迦と名をつけ 大事に守らん 雨脚が 寺の石垣舐め…

終わらない葬儀

近所のお寺にずっと「山門不幸」の札が立っている。もう一年になろうか。葬儀が終わったら札は下げるものみたいな情報があるけれど、ずっと立っている。灌仏会お花祭りをすぎても立っている。終わらない葬儀が行われているのだろうか。猫はどこへ行ったのだ…