いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

愛しているなら時間に遅れないべきだ

 愛しているなら時間に遅れないべきだと思う。愛しているなら他のところへ行かずに会いに行くべきだろう。それはわかっている。

 

 私はしょっちゅう時間に遅れる。多分病気だと思うのだが、どうしても外に出る踏ん切りがつかない。家にあるものがいちいち気になり、家の外の可能性にいちいち怯える。しかしこの家も会社が借りているのだからいつ奪われるかわからないということにまたしても怯えている。時間に遅れるということが、予定した時間に家を出ないということがしょっちゅう旦那を傷つけている。自分ほんとダメだなと思う。自分には時間に遅れることが日常茶飯事なのだが、旦那にとってはデートに遅れてくる、という認識だからよくないし、そもそも日常茶飯事で遅れているのは頭おかしいし、社会人としてダメ。だから直さないと。

 

 そこで自分が思いついたのは断捨離。ものがあるから気が取られるので、ものは無くしてしまえばいい。すぐに引越せるし。そうじゃないかな。私の持ち物の中で最も捨てにくいのが本である。読まないと捨てられない気がするし、読んでも捨てられない気がする。

 

 もしくは用事がある日はハラハラしてしまう気持ちを利用して、ハラハラするくらいなら外に行ってしまうように習慣づければいいだろうか。そもそも外が寒すぎる問題があるが、最高の防寒着を購入して寒さに備えれば良いだろうか。

 

 外出の練習もするべきだと思う。一人で出かける時も、いちいち、何時にどこへ着くとか予定を決める。ほんというとさっさと仕事を辞めて旦那の元へ行かなければ。旦那のそばにいる時が一番いいし、旦那を守ってあげたいともう。同期で一人、彼女と結婚するから、彼女の地元に行くと言って辞めたのがいる。私の同期はもう三分の一もやめたので、例示に事欠かない。どんなやめ方でも来いって感じに。私もそんなふうにしたいしするべきだと思うが、私の場合は共働きはしたくなくて、旦那には主夫をやってほしいと思っている。主夫というか、家でのんびりしてほしいと思っている。ただ家でのんびりしていても寂しいだろうから、旦那の実家のあたりに住みたい。あと稼げる仕事、自分の時間を大切にできる仕事がしたい。

 

 自分はなんか地方の中小企業に就職して、普通に労災とかで人が死ぬんだってことを思って、こんなんくだらねえと思った。人がもげたり切れたり死んだりしてまで作るべきものなんかねえ。そんなところで旦那に働いて欲しくないと思う。そんな風に扱われていい存在ではない。

 

 また一方では、ああ愛しているなら仕事なんかいいから側に住むべきだよなと思う。この世には本当にどんな仕事でもあるよなと思っている。でも世の中にあるいろんな不意打ちが怖いがために、貧乏になるのが怖いと思う。

 

 正直全然やる気が起きない。引き継ぎとかいう概念が死んだらこの職場で何かを引き継いだら死にそう。

 

 どういう方向に頑張るのかいまいちぴんとこないけれど、頑張るぞ五月に結婚する。両親顔合わせとかってやってる人めちゃ暇じゃないすか。どうやったらその暇と費用が作れるんか。