いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

お金の為に働かなくてよくて時間があったら何をするか

という話を旦那としていた。ちょっと前のことだ。

私は海の近くに家を建てて、釣竿を垂れて魚を釣って、本を読んで暮らしたく、そこには旦那がいて、私は旦那との生活をブログなどに書き生きていきたいと話した。

 

ただ魚を捌くのは面倒だ、と私はいった。お金のために働かなくていいのに、食べたい魚を捌くのが面倒だなんて変だ。面白い。後から考えたら相当面白かった。

 

もはや知識を増やし、世界に席巻することは必要ない。そういう願望は全てお金を稼ぐためのものだったからだ。そうとも言い切れないかもしれないが、そうと言える部分が多い。お金の為に働かなくていいのなら、世間で認められる必要もない。

 

ちなみに私が「海の近くに」という時の「海」はある場所を想定している。私は一度そこへ言ったことがあるのだが、素晴らしい場所で、ここにずっといたいと思ったものだ。自分で住みたいと思っている場所が不意にバーンと心に浮かんできたのが面白かった。

 

リコーのGRというカメラの新しいのが発売された。前から見ていた人がこのカメラのシリーズので写真を撮っていたので、自分もいつかこのカメラで写真を撮り歩きたいと思っていた。しかし10万円もするのでもちろん買えない。でも他の人がとっている写真を見て、やはりいいカメラのようだなと思って楽しい。

 

 

RICOH デジタルカメラ GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
 

 

旦那と旅行に行ったのが非常に楽しかったので、思い出すともう楽しくて、思い出す時間をたっぷりとりたいので一人になりたく、どこへも出かけて騒ぎたくなく、でも思い出すのは具体的なことではなく、一緒に布団に寝転がっていた時のなんとなく満たされた雰囲気だったりしている。満足しきるとそのあとの生活は結構ほんとに楽しい。こういう経験はあまりしたことがないと思う。

 

確かに旅行自体大変楽しかったし、でもそれに加えて、結婚してこれからずっといっしょにいるなら、旅行中にうまく自分ができなかったと思うことや、伝えきれなかったと思うことや、高いうなぎを食べたけど、安いうなぎの方が美味しいと思ったこととか、そういうことにいちいちくよくよする必要はなくて、これからもそのことをいいとか悪いとか関係なく二人の思い出にしていけるのだと思えて、気分が楽で開放された感じだったというのも大きいなと思う。一番好きな人との間のことをもうそんな短期的な出来不出来に悩んでくよくよしなくていいのかと思えるとすごく幸せだ。