いのちばっかりさ

その金字塔/ 絶対自立(物語です)

どこに行ってもお母さんに見られている気がする

 どこに行ってもお母さんに見られている気がする。どこで働いている自分を想像しても、お母さんに見られながら受け身で働いてしまう気がする。どこに行ってもお母さんが怖くて、背中にお母さんの手がのっている気がする。全ての日本語はお母さんの声で、すべての英語はお母さんの発音で、すべてのフランス語はお母さんの温もりで、この世に響く。