いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

再びやきとり、働き方とか

 母が大盤振る舞いのタームに入っているので、居酒屋に連れて行ってくれた。夜の外食は珍しいのでダイエットとか忘れてホイホイついていってしまう。しかも奢りとは!!!とはいえそんな太るものは食べなかった。

 

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 これは串焼きのセット。単品で頼むより安いのでオススメだ。とかいっていつも店の紹介をしないのだが。800円だったか。一番右側は手羽先の串だが、丁寧に骨が抜いてある。また焼き鳥かと思っているみなさん、これは串焼きです。でも焼き鳥だよね?わたしもそう思いました。すごく美味しかった。

 

 レモンサワーをいただきながら、母が若い時仕事で上司に見初められてコピー取りお茶汲みから、海外出張に連れて行ってもらう社員に大逆転した時の話をずっと聞いていた。

 

 そのどの技法も読字が遅く聴覚処理下手なわたしには真似できないもので、そもそも元から受けた教育も全然違うんだよ!(母は一人っ子なので祖父の金銭的精神的な援助を余計なほど受けて、例えば当時には珍しく中学生でアテネフランセとか通ってフランス語も勉強していたくらい)だから真似できないんだが、でも女で働くということはそんな不自由もたくさんあるだろうという例をいくつか学んだのと、そんなことがあっても何かやってやろうという気持ちで立ち向かって、心を折られず毎日アンテナを張って仕事することが大切なのかと思った。日頃わたしはあまり自分のことを女と思ってない。あえていうなら女の亜種か。色々な女の子のスキルがわたしにはない。何度か身につけようとしたけど集中出来ず興味もないので無理であった。それらを考慮した結果、スキルがなくて人に不審に思われたとしてもその方がそのスキルを強いられるより、また学ぶために努力するより楽チンだ。だから女の友達がこないだ一緒に焼き鳥食べた女の子くらいしかいないのだ。

 

 わたしの近しい親族のうち数人はかつて一部上場企業にお勤めであった(その後ドヤ顔でやめたり、再就職した先で口ほどにもないのでクビになったりしたので今は寂れてて全然違う)。わたしは子供の頃からそういうふうになれないと思っていた。大人になってみてやはり全然そうはなれない。そして私は親族から中小企業に就職するとかなんでなの、と言われ続けている。

 

 私は大企業に馴染めない。ガラス張りの高層ビルに長時間いて歩くと気持ち悪くなるし、しゃがんでしまう。同じ階にいて仕事してる人と挨拶もしない大企業の人間関係はよくわからん。化粧をすると気持ち悪くなってしまう。コピーを取りながら速読してコピーの内容を全部把握することもできない。議事録を完璧に作り上げることもできない。この能力でも生涯年収上げて行くにはどうすればいいのかを考えなきゃ。

 

 その答えは今でも出ないが、考え続けるしかない。工夫し続けるしかない。

 

 普通の人間が頑張ってやればできることがわたしにはできないので、こまるなー。周りの人が疲れてないときでも自分は頭痛で体もへろへろな感じ。

 

 大学に行ってすこぶる消耗したし、一回めちゃくちゃに遊んだ方がいいのではないかとも思うが、英語の勉強とか始めようとしちゃってるし、これダメなパターンなのかなあなどと思っている。とりあえず四月は鬱になる人が多いと聞くのでひたすら英語の勉強は絶やさないようにしつつ、何を学ぶか考えることにする。こういうのを意識高い系と言うのかもしれないけど自分の場合は意識高めにしておかないと結果としてものになるものが少なすぎるのでこうするしかないのだ。

 

 うちの母はすごい知識とか能力たくさん持っているのに教えるのが下手すぎて、しかも教えようとすると背後から肩を抱いたりして教えてくるから息とかかかるの苦手なわたしは気持ち悪くなってしまい、やめてと言っても無理なので、ちゃんと何か教わった記憶がない。会社でもそうやって社員教育してるの?やばくないすか。聞くところによれば母は仕事でも社員教育とかはしておらず単独稼ぎプレーヤーらしい。納得ですな。

 

 というわけでわたしはひらがなさえ祖母から全部教わりました。でも祖母は途中で具合が悪くなったのでカタカナは教わらず、わたしは中学生までちゃんとカタカナ書けなかった。ちょっと笑える話です。よくレシートを読み取るアプリでレシート読み取ると、「カマンベール」が「カマソペール」とか読み取られたりするけど、そんな感じのカタカナの使い方してた。カマンベールと書きたいのに「カマソペール」と書いてしまう、みたいな。これを考えると小学生の時から学校の授業についていけてなかったのか......こんなわたしに教えてくれて、おばあちゃんに感謝しかない。まさかそのせいで具合が悪くなったわけではないと思うが......。

 

 お母さんの武勇伝を聞いててわたしは色々自分のことについても考えていたんだけど、お母さんは一緒に居酒屋行けたことが嬉しかったみたい。よかった。

 

 お母さんの武勇伝を聞いてていつも思うんだけど、なんで結婚してから殴られるに甘んじてたの?ってことだよね。いつも子供がまだ小さかったからというけど、もしそんなに仕事できる人だったのなら実家もあることだし離婚して仕事して子供育てることだってできたよね。それを後から聞かれた時に、子供のためっていうのは子供は結構傷つくよ。子供が小さかったからとかじゃなくて、自分がどう思ったからそうしたということをちゃんと教えて欲しい。知りたがりだからね。申し訳ないけど。色々自分でも想像はするけど、やはりちゃんとはわからないからね。と言っても聞きたくて聞けない私もいるわけなのだが。

 

 私は母みたいになれないけどね、なんとかやっていきたいと思いますよ。とりあえず胃の調子なおしたい(なおす気があるのか)。

 

  昨日母に、「25歳に戻れるとして、結婚するとしたらどんな人と結婚する?」って聞いたら、「背が高い人」と言ってた。背が低い男の人は何かのコンプレックスを持っていて、コンプレックスを持ってる人は人のことをバカにしたり、見下したり、威張ったりするからだってさ。父はそういう人だと母に解釈されてるのかと思ったら、死んだら負けだなと、やはりそう感じました。うーん。

 

 ほかにもなんか色々思うことがあって、

  我々の親の世代はまだ祖父母の代の財産で援助されて教育を受けたり子供を産んだりできた人もいるけど、その親世代と同じ気持ちで私たちが子供を産んだりしても、親はそんなに財産なんかないし、援助できないからかなり金銭的にキツキツな状態があり得るんじゃないかねー。会社の同期の話とかきいても親はお金ないけど祖父母には財産あった、みたいな話をしてる人とかいて、それが相続されるにしても相続税やら分割やらでだんだん減るわけで、やはり私たちの世代は自分で頑張らなきゃって思う。でも日本で働いてもそんなに儲からないし、そしたらやはり海外の大学に行かせたりした親は慧眼があるのかな。たとえ借金ができても?よくわからない。ただ言えることは、韓国の友人たちが親のなけなしの財産とか有り余る財産とかで留学しているときの本気の様子に比べれば、日本人の友人が留学しているのはなんかゆるい感じということ。あと海外の華僑でお金持っている人は本当にお金を持っていて、同じクラスの40人くらいのメンバーにご飯奢ることなんかそんなに大した出費とも思ってないし、むしろ青田刈りの良い機会くらいに思ってること。日本にいる海外からの留学生はほとんどみんなゆるゆるで何しに来たかわからないってこと。ほんと何しに日本に?

 

 

  最初は電話対応の英語だしこういうの読むか。 

Telephone English: Includes phrase bank and role plays

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