いのちばっかりさ

生きている記録。生業。通信制大学。天平の甍、生の短さについて、狼煙

貯蓄することは適切か

みんなが一生懸命働いて、そのうち数割を貯蓄することで、どんどんお金が回らなくなっていき、そのお金で大きい買い物をするかといえばせず老後のために2,000万円貯めるとかになると、本当に貯蓄率がかなり高いということになり、なんなんだこれは?となる。

 

それより良いものを適切な価格で作れば、学歴や職歴がなくても買ってもらえる(お金を得ることができる)というようなプラットフォームが大切ではないか。そういうものが昔の百貨店や生協だったのだと思う。そして今そういうものがまた求められていると感じる。ただし株主や自らの利潤獲得にこだわらず、純粋に良いものを適切な価格で販売し三方よしを実現させたいと願う人が求められていると思う。末代にわたって生協のように古めかしく、ならず、百貨店のように高級志向で仰々しくならないようなフランクな団体が……。

 

関わる人みんなが生きやすくなるような業態……税務や原価計算に長けており、人間一人一人が利益を享受でき原資を確保できるような……生涯にわたって良質で適正価格のものが手に入り、自分の労働もそのように扱われると信じることができれば2000万円貯蓄するひつようなんてないのではないか。