いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

私が考えた太田胃散のコピー

あの事務所の窓に

ホームを行く人の逆さまに映りける

夜はひとり

空泉湧く新宿駅

右向きの矢印

髪を切ったゆるい夢

カメラの球体ににじむ木造の死に体

追い詰めて生きる

軋轢は心に問うもの

健全は心に問うもの

変電設備の窓に写った貧しさは

心に問うもの太田胃散