いのちばっかりさ

その金字塔/ 心で価値を生みだすこと(銭湯をやる。住宅をやる。)28歳。放送大学情報コース2021.4~。 東京にて主夫と暮らしている。

この世界の川

この世界のどうしようもない物を抱えて

台湾に渡った

蟻のように必要で

エボラ出血熱のように容赦がなかった

体の中の血を犯した

咳をごまかす人たちは歩いた

自分の影に怯えるのは初めてだった

それは夜だったが

今までの東京のよるとは違っていた

生きたいと願うまでもなく

汗が濡らすことも愛した

大切なことをずっと望んでいた

突然の死など望まなかった