いのちばっかりさ

生きている記録。生業。通信制大学。天平の甍、生の短さについて、狼煙

海に行った

だんなと海に行った。

このままずっと二人で一緒に老いていきたい。

二人で仲良さそうに海を見ている見知らぬ二人を見ているとき、今の生活をしていてあの二人のようになれるだろうかとふと思った。

 

自分はこれまで2回名字が変わっていて、1回目は私の両親が離婚したとき、2回目は結婚したときだ。今の名前になってから、深沢七郎の世界に生きてしまっているようになってうまく現実性と暮らせない。かなりまがまがしい状態の気がする。

 

バランスを崩すということも人生全体で見れば有意義な方向転換だから、特に無理やり戻そうとは思わない。生と死が混濁する世界。

 

 

言わなければよかったのに日記 (中公文庫)

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笛吹川 (講談社文芸文庫)

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