いのちばっかりさ

生きている記録。生業。通信制大学。天平の甍、生の短さについて、狼煙

吉川英治『三国志』を読んだら口が悪くなりそうです

パワハラを受けている人などは三國志を読めば良いと思った。この本を8冊全巻読む頃には、これまで「糞だなあいつ、死ねばいいのに」みたいな小物感ある罵倒しかできなかったあなたも、漏れなく「何たる愚!」「猪口才かな、下がれ匹夫、お前の出る幕ではない!」みたいな多様な罵倒できるようになり、まず第一声において相手を狼狽させる事ができるだろう。またこの凡庸なる上司が必ず三国志の中で討ち死にする誰かに似ているので、心愉快。

下のも読んだけど、嫌な小説だなーと思った。家族が絡んでいる小説は、気分が悪くて読みにくい。むしろ現実で徹底的に戦い挫くものそれが家族のこじれ。

自分は旦那が元気になって一緒に色いろなところへ行けるのがとにかく嬉しく、神社に行ったらお礼を言う。