いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

役所でのこと

役所へ行って転入届を出した。

 

転入届は出さないと罰則があるので(最も罰則が行使された例は聞いたことがないが)私は毎回律義に出している。引っ越しのたびにだが、本当はもっと早く出さなければいけないらしい。新宿区の例は以下(新宿区のホームページより)。

 

対象となる方
  新宿区以外の市区町村から新宿区に引越ししてきた方
届出できる方
本人または同一世帯の方
代理人に委任することもできます。(委任状が必要です)
   ※委任状は【戸籍住民課委任状】からどうぞ
届出期間
  引越ししてきた日から14日以内
  ※引越す前(住み始める前)には届出できません。
届出に必要なもの
前住所地の市区町村の役所が発行した転出証明書
届出人の本人確認ができる書類(有効期限内の運転免許証・旅券(パスポート)または住民基本台帳カード等)
  ※外国人住民の方は在留カードまたは特別永住者証明書
    (在留カード等へ切り替える前の方は外国人登録証明書)をお持ちください。 
※本人確認ができる書類についてはこちらを参照してください。
国民健康保険証(既に国民健康保険に加入している世帯に入る方で世帯主が変わる場合)
個人番号カードまたは住民基本台帳カードまたは通知カード(お持ちの方は同一世帯の全員分をお持ちください)
    ※引越しをした日から14日、もしくは転出証明書に記載されている転出予定日から30日を経過すると
    個人番号カード、住民基本台帳カードの継続利用はできません。

 

引っ越してから14日以内に出さなければいけない。

転入届を出すには、前に住んでいた場所で転出届をもらってくる必要があり、ただ今は引っ越してしまった後でも郵送で請求することができる。私は関東のある県から東京へ引っ越してきたが、請求してから3日くらいで転出届を自宅に届けてもらった。大変迅速。最近郵便が相手方に届くのに要する時間が短いのに驚く。郵送して、ちょっと足りないところを考えておこうとか思っていると、あっという間に相手方に届き、びっくりする。早いなあ時間稼ぎにならないなあと思う。メールは早い通信手段郵送はゆっくりの手段などと考えていると、意外にすぐに届いて返信までくる。転出届をもらう際には便利だったが。

 

戸籍謄本も取ろうと思ったら、婚姻届けを他区で出したので、まだその婚姻届けが役所に届いたばかりだといわれて、今から処理して戸籍を登録するから1時間待ってもらうように言われた。国民年金に加入するかという話をされたので、旦那を扶養に入れるという話をしたら、若い職員さんが「扶養ですか?」と驚いたようだった。しかし地方ではサラリーマン以外の人もかなりいるわけで、そういった人たちが上京して結婚するという場合、扶養に入ることも珍しくないと思う。そんなに驚くことだろうかと思うのだが。

 

また世帯主の登録についても面白いことが分かった。世帯主より、世帯主でない人が先に引っ越してきたというような登録はできないらしい。これはシステムの作りがそうなっているのだそうだが、なかなか古風なことだなと思った。世帯主を登録した後でしか、世帯主じゃない家族を登録することはできないらしい。世帯主とは何なのかと調べると、家族の中心になる人というよくわからない話だった。年収が多いとか、そういう話ではないらしい。変だ。そんなふうで、一人で住民票を移す時とは比べ物にならないほどいろんなことを話さなければならなかった。

 

一人は身軽だが、二人だといろいろなことを経験できるようだ。

 

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自治体の仕事シリーズ 住民課のシゴト

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