いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

某大学法学部における試験前の見直しの光景

 試験前に教科書やノートを出して見直しをすることがあると思うのですが、私の場合は、そういう時に、試験前勉強をしていて重要だったと思ったところや、暗記要素の強いところを見直しています。まあ最近はそもそも勉強が追いつかなくて慌てているだけでちゃんと見直せていなかったりするんですけど。

 

 今日もうこれはどうしようにも自分の見直しはこれ以上できないと思ったので、周囲がどのように行動しているか観察することにしました。

 

 周囲の人の行動はこのようでした。

 

 ・教科書を見ている人(線を引いてある人、マーカーを引いてある人、何も書き込んでいない人それぞれいる。基本的に教科書は綺麗な状態に保たれており、ボロボロにしている人はいない。)この人たちは多分人からお下がりでもらった教科書を使っているのではなく自分自身で教科書を購入しているようだ。そしてボロボロになるまで読み返すという勉強法は取っていない。

 

・模範解答を自分でパソコンで作って印刷してきている人(一枚の紙にまとめている。この人たちは友人らと、ここが出なかったら俺は終わりとか話している。)

・どこからもらってきたのか、学部専用の回答用紙を入手してそれに書き込んでいる人もいた。

 

・友人に山を尋ねる人。大抵全然理解できていない模様。しかし試験が始まるとすごい速さで書いていた。わからないふりをしていたものかもしれない。

 

・友人にアドバイスしている人。大抵なぜか山を知っている。出題されるところは友人に教えるが、そのほかのアドバイスについてはすこぶる不親切。たまに間違っていると思われる内容も喋っている。策士であろうか。

 

・授業内プリントを緑のペンで塗りつぶしてあるやつを赤シートで見ている人。受験勉強を彷彿とさせる。

 

・どこからもらってきたかわからないいろんな模範解答をめくっている人。

 

・狼狽した様子で紙に何か書き付けてはイライラしている人。

 

・紙の上で寝ている人。この人は自信があるのか否かわからない。

 

・友人と関係のないことを話している人

 

ツイッターをしている人

 

・プリントを理解するのは諦めて先生の論文をネットで見ている人←これ私

 

ざっと見たところノートを見ている人はいなかった。よっておそらくノートはそんなに重要じゃない。そしてこないだ見たようにあまりノートを取っている人がいない。だから私はノートじゃなくて違うところに取り組むべきだったのだ。今頃気づくとは恐ろしいことだ。本当に周りが見えていなかったのだ。そしてみんな端の揃った、ぐちゃぐちゃになったり古びたりしていない非常に綺麗な紙を扱っているので、そんなに何十回もめくったというわけではなさそう。一体なぜ山を当てたりすごい速さで長文解答を生み出したりできるんだ。今になってもわからない。