お百度60/100
ISOについて勉強する機会があった。
【学びの前にISOについて考えていたこと】
・メーカーのホームページを見ていると、工場について述べているところでISOを取得していることが書いてある。
・ISOって何の略だ?
・環境に関するもの?
・同じ企業でも、取得している工場と取得していない工場がある。
【学ぶ中で知ったこと】
・ISOとはInternational organization for standardizationの略で、その正体は製品やサービスに関する国際的な「規格」つまり基準ということらしい。
・非常口のマークとかネジの形とかもいちいち番号が割り振られていて、規格が存在する。A4用紙などもそうだろうか?
・製品そのものだけではなく、製品を作る過程や組織の管理の仕組みについても規格が存在する。
・これを取得していることで、違う国から商品を輸入して自国の市場に出したりする場合、もしくは自国の製品を輸出して他国の市場に出す場合に、一定の基準を満たしていることをアピールできるので、消費者や取引先の安心を得られる。
・ISOには種類がある。何と二万もの規格がある。
・どうやら環境に関するものだけではない。
・なんかやたらPDCAという言葉が使われている。PDCAがそんなに大事なのだろうか。最近もPDCAに関する本が出版されているよなあ・・・「継続的改善」という言葉が大切らしい。しかし改善には終わりがあると思うのに。
・ISOをとったからといって急に受注しやすくなるとかそういうことではない。
・しかしISOは毎年審査があるので、その審査に合格するように備えることで企業の緊張感が保てる。
・ISOの種類の中でも、「もうこれは今の時代取得するところはない」「今の時代はむしろこちらの種類だ」など、時代によって流行り?のようなものがあるらしい。
・ISOの規格の原文は外国語で書かれているらしい。
・日本で主に使われているISO規格はISO 9001(品質マネジメントシステム), ISO 14001(環境マネジメントシステム)の二つの模様.
・ISO22000やHACCP認証なども併記されていることが多い。
・ISO22000(食品安全マネジメントシステム) も食品メーカーではよく使われている。
・HACCP認証についても知るべき。
【学ぶ中での疑問】
・こういうことは新入社員に教えるときは、どんな風に教えたら良いか。
・ISO取得している企業の工場でも異物混入とかの事故が起こり、大量リコールなどが発生している。これが防げなかったのは何か審査の項目に改善の余地があったのではないか。
・ISOを取得しないと工場としてオワコンなのか?
・二万も規格があるとなると、そんなもの海外の一般市民が理解して判別したりするのは難しいと思うので、企業対企業の取引の時に使うものかな?
・ISO 9001, ISO 14001とか、何で一桁目が1の微妙な数を使っているのかISO 9002とかもあるのか?
・ISOでもHACCPでも、これらの認証を新しく取得しようとすると、それなりに知識のある人を社内で集めて対策することが必要だと思うのだが、HACCP認証などはまだ取得が進んでいないように感じるので、何らかの障壁があるのだろうか。それとも経済的効果があまりないので取得されていないのか?
参考url
例えばカゴメの工場
例えばヤマモリの工場
工場紹介|ヤマモリ株式会社|しょうゆ・つゆ・たれ・レトルト食品の総合食品メーカー
岩下の新生姜の会社こと、岩下食品の社長さんのISOに関するツイート
2日間のISO(品質マネジメントシステム)の認証維持審査、無事終了しました。取得してから17年目になる。2001年、組織経営を近代化させるタイミングでした。最初はルールと実態のダブルスタンダードだったけど、今では血肉化して、ルールがあることで会社が回っている。法治出来るようになったのだ。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2017年11月8日
初めてブログに貼り付けするツイートが岩下の新生姜の社長さんのツイートとはなかなか面白いことになってしまった。個人的にはあのピンクの生姜の製品は汁がいっぱい袋に入っているのが何となく面倒なので買わないけれど、汁がない製品になったらきっと買う。今生姜流行っているみたいだし、良いですね。けど、スーパーに売っている生姜とかってあまり温まらない。直売所の生姜はただの根っこみたいで複雑に絡み合ってて食べにくいけどめちゃくちゃ温まる。みんなに本当の生姜を差し上げたいくらいです。
この社長さん、はてなブログに来ないだろうか。