いのちばっかりさ

その金字塔/ 絶対自立(物語です)

ブルーベリー

ブルーベリーをもって帰ってきたと思ったらもう食べてしまった。贅沢な人間だな私は。ブルーベリーが庭に生えてたらいいのに。

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大学に試験を受けに行って新しいビルに入ったら瞬時に憂鬱になった。床にぺたんと座ってニット帽をかぶったらグラグラしなくなった。どこもかしこもガラスで落ちそう。

 

蛍光灯の光が眩しすぎるのでサングラスをかけて受験することを申し出た。先生に許可され、平穏に受験することができた。申し出る時一番緊張する。中国人の先生だった。私が蛍光灯の明かりが眩しくて、と言った時、瞬時に見上げて蛍光灯を一つ消そうか考えている様子だった。サングラスをかけて受験していいですかと聞くと、いいですよと言われた。いい人だと思った。私もそんな風に言われる前から想像できる人間になりたいな。

 

 

試験が終わって周囲の人と答え合わせをしたら皆十人十色の選択肢を選んでいて、私たち大丈夫かなと顔を見合わせあった。やばい