いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

私は失敗したと認めたい

 失敗したと認めて、それをみんなに見せて、大失敗だなと言われて許されたい。そのためには一生懸命やらなければいけないんだよ。

 

 法律の条文一つ一つが、とても大切だということを今更わかった。関係する人はその一文一文を、藁をも掴む気持ちで見ている。解釈の割れている条文が自分の関わりごとと関係があれば、学説ごとの本や論文を集めて食い入るように読むし、周囲の条文もくまなく見る。そして素人なりにも学説に反対したり擁護したりする。そう気づいた。法律というのはそのような人たちの祈願が作ってきたものなのだな。これに気づいたこのとき今すでに法学部四年生である。

 

 

 動物隔離施設の檻の中にミスして閉じ込められた私は、朝まで檻の中にいるつもりで、なぜだか外を自由に歩いているゴリラをみていたが、ゴリラがこちらをみて色々と話してきた。俺が手を出して、お前をぐいと掴んで、腕をひねり上げて折ってしまったらどうする、とか、そんなことを言いながら檻の間から手を入れて掴んでくる。怖いがこのゴリラにどこかであった気がして、たまらなくて助けてという。そのうちゴリラが蛇口を捻って出て行って、水がどんどん充満してくる。そして檻の中で私は溺れ死ぬ。そんな夢を見た。