2020-06-09 ■ あじさいの花に光が当たりすぎて 可愛そうでとめたくなる 余計にかわいそうだ あじさいのことは不吉な花だと思っていた 同じ土地に生えても色がちがう 母親に会いたくない また心がねじれてしまう あじさいの季節に死にたいひとに なりたくない 枕の匂いを嗅いで新しい匂いだと 肝心の人生を また白紙にもどした 変わらない毎日を送っていきたい 不安定な呼吸を乱さずに あじさいの花を見ないで行こう 親不知が生えてきて シクシクと痛い