いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

放送大学の授業を聞く

毎年授業料を払って、放送大学の講義を聞けるようにしておきたい。何らかのことを常に学んでいると思わないと脳みそが豆腐になりそう。今の仕事がそうさせている。リモートワークは講義をききながら仕事していても怒られないから良い。そもそも被雇用者同士が、何を聴きながら仕事をしているかとか、そんなこと批判しあって何をするのか?と思うが、そう言ったことが発生しているので、どうなっとんねんと思う。

しばらく漢方のお医者さんにいけなかったが、今日やっといけて、安心した。1週間も薬を飲めていなかったので(仕事で行けない状態でいたら医者が夏休みになった)心が落ち着かなかったのだ。漢方だから大した作用が急に発生するわけではないのだが、お湯に漢方薬を溶いて、飲むという行為が日常のものになっていたので、それに自分の体を大切にするということが気持ちが良いので、薬を受け取って安心致した。

疲れちゃったこととひどい目にあったことを先生に話し、「くしゃくしゃするね!」と言われた。本当にくしゃくしゃするんですよ!

 

田/今の仕事を続けたいか

畑/否

田/今の仕事は嫌いということか?

畑/いいえ。仕事に好きとか嫌いとか言っていいとは思っていない。けれど、それ以前にネットワークに繋がらなくなったり、システム障害が毎日発生したりして仕事ができない。そのことが私に無力感を感じさせる。イライラさせる。上司は休みを取って、私は休みを取れなくなる。そのせいで私は医者にも行けなかった。これでは体力をつけ健康のために働くという目的が果たせない。

田/他の企業に行っても、もし同じことが起きたら仕事を辞めるのか。

畑/はい。違う仕事を探す。

田/いつまでもそれをやっても仕方ないとは思わないか。

畑/はい。そう思う。なので私はもう一つの仕事を持ちたい。自分で何とかできる仕事。

田/それでは桃農家はどうか?きついし簡単ではないだろうし、10年はまともな収穫はできず、キャッシュが出ていくだけかもしれない。でも教えてくれる人がいるそうじゃないか。

畑/はい。最適だと思う。ちょうど10年何も取れなくても、10年後に何かできればいい。それでこそ私の求めているもう一つの仕事だと思う。そう言ったものへの投資のために今までの貯金等を使えるならいいなと思う。

田/今までの貯金が全部無くなっても良いのか。

畑/はい。そんなにないし。

田/それでは教えてくれる人の近くに住むべきではないか?東京で仕事など始めるべきではないのではないか?

畑/はい。確かにそうだ。何を私は血迷っていたんだ。いや、でも、別に近くにいなくても一緒に取り組むことができる。でも近くにいるのが最適だ。

田/でも将来的に自分の可能性を狭めることになる。他人にも笑われるかもしれないし、Facebookで他人の生活を見て悲しくなるかもしれないのに良いのか?

畑/はい。良いのです。今まで可能性とは将来金をたくさん稼げる可能性だと思っていましたが、それだけではない。二人で働いていくことができるならそれもまた可能性なのだと。一生他人に雇用され、雑に扱われる自分だけの可能性しかない人生から、不確かであっても自分で仕事を行おうという努力を毎日する生活の方が良い。自分で食べる野菜も自分で作りたい。人から笑われるか否かということを第一の基準にしていたら今のような人生は行っていない。気にしてはいるが。

田/それでは自分の足で立つことを基準にして選んでいるのか。

畑/はい。確かにそうだ。今気づいたけれど、自分の足で立つことを目的にして選択している。一つ目の仕事を辞めた時、会社がなくなったら家がなくなることが嫌で、自分で家を借りたくて仕方なかった。今は自分で賃貸を借りて、とても良い気持ちだ。持ち家ではないが、いつでも引っ越しできる資金を確保しているし、自分で家賃も毎月払っている。会社をクビになっても同じくらいの給料がすぐに稼げるように宅建士の資格を取得した。自分の足で立って自信を持ちたいから。でも金がなくても食べ物を自分で育てれば、金はいらない。金と自分で育てたものが両方あれば一番良い。

田/それでは会社員としての仕事は重視しないのか。

畑/いいえ。勉強と仕事が両輪をなすように、会社員の仕事と自分の仕事は両方大事だ。

 

 

 

 

 

www.comic-medu.com

民宿雪国 (祥伝社文庫)