いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

短歌

測量士補の試験を受けに東大へ明大前あたりから雲が出てくる

 

この世の最悪のうるささと躁鬱病の塊が集まっている下北沢駅

 

江戸時代の木魚の中に生きている手水の音を掬って食べる

 

聖衆来迎図 佛のあの背負っているところの丸いやつの名はなんと

 

何事も我が物にはならぬ間にもわれは神に近づいて学ぶ

 

解脱して解脱してさえ家持が羨ましくてたまらないのよ