いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

コロナと解雇

親戚の一人が仕事を解雇されることになった。雇用保険に入っているのか確認しようとするも給与明細が電子化されてから見たことないからわかんないとのこと。こんなふうに会社を信じ社会を信じて生きてる人っているんだなあ。私の世代にはもうありえない考え方な気がする。自分の会社にも多くのこういう人たちが働いていて、そんな人たちがいるからまわっている。

 

私の世代といま60代とか70代とかの世代を見比べると、精神的なトレンドで行っても全く違う潮流だなと思う。

解雇されるに際して仕送りをする必要があるかと思い見直したところ、私達の収入は二人で暮らすには不足しなくても、他人のためにお金を送るとなると甚だ不安定なギリギリものだということに気づいた。もっと質素倹約をし、目の前のことに集中せねば。

 

下の本を買い直した。前に買ったけどなくしたのだ。

怒りについて 他二篇 (岩波文庫)

怒りについて 他二篇 (岩波文庫)

  • 作者:セネカ
  • 発売日: 2008/12/16
  • メディア: 文庫
 

コロナでこれから荒波を乗り越えていこうと言うときに上司がやめてしまい、驚いたが、この隙に活躍できるかもしれない。こういうこともあると、少し収入上がればいいなとも思うようになった。こんなふうに知識が十分でないのに、金の必要から出世したいと思い、出世していってしまう人がいるなら、一緒に働く人にとっても不幸だと言える。自分の身の程を知ることだ。