2021-05-02 変遷への疲れ メイドの手帖 最低賃金でトイレを掃除し「書くこと」で自らを救ったシングルマザーの物語 作者:ステファニー・ランド 発売日: 2020/08/13 メディア: Kindle版 この本の最初を読んでいるとき、私は変遷することに疲れたと思った。色々なことがこれまで他人の力によって変わってきた。 私はこれからずっと同じ人と一緒にある程度同じ人格のまま生きて行くことが許されているぞ、それはいいことだと思った。 変遷することによって誰かとの間に距離ができ、そのことで誰かを苦しめたり自分が苦しむこともある。そういった重苦しい気持ちは不快なものだ。 これからは必要のない場合は変わらなくていい。それはたとえ残業が多かろうとなんだろうと、変わらないことだ。