いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

計画のこと

多くの人が銭湯に行かなくなった理由としては、魅力的な浴室タイルが製造されなくなったからではないかという気がしている。この本を読んでから、以前は非常に優秀な職人がいて、色々なところからデザインのヒントを得て独創的かつ実用的なタイルを生み出していたのだと言うことがわかった。

現代は「映え」の時代であろう。様々なSNSに「映え」るものを画像としてアップして、話はそれから、みたいなところがある。

しかしこれからはSNS映えではなく、自分映えが流行って来るだろうと思っている。自分の心に映えを残したモノ・コトを文章や音声でシェアし、想像を掻き立てるようなやり方が流行るはずだ。想像したりさせたりするということ自体の方法の技工を楽しみ味わうことが流行すると思う。

そうなれば、SNSにシェアできない、浴場での経験は非常に貴重で重視されるものになるはず。

という持論を持った。自ずからやっていくことも決まるのである。