いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

免許更新

長い列が作られている

私たちは収容されます

地下の食堂にはいつもの基本的な食物

松の枝は短く

台風が海の向こうに近づく

人間がすべてのものを信用しないとき

到底やっていけないなどというが

やっていけないか

現実に自分では確かめない

霊園の周りには

石伐屋がおおい

まるで中国の田舎の道端のように

ガラス戸の奥はお茶会になって

アクアリウムには青い光が入って

私に何かをやりつくせと

元気を与えている