いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

もうね

もういいんだよ東京なんか

生きていけなくても田園に帰ろう

田畑を耕そう

貧しい年でも苦しむことなく

たとえ苦しんでも苦しくはなく

育てよう

果物を野菜を

二人で放り出して二度と帰らない道を行こう

不正のないところへ行こう

大地がまるで生活のためにつくられた

あの場所まで行こう

土地を買おう

東京で働いたお金で

そんなに黒い虫が怖いなら

東京にはもう住めない

それでもいいから一緒にいよう

もちろんのことだ