いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

寒い夜の夕方

寒い夜の夕方という感じがする。急に寒くなった。

自分はたぶん幸せな人間なのだが、自分のように幸せにしている人間は見たくないと思う。人の幸せは願うけれど人の幸せを見たくはない。

 

友達が好きな人とセックスすることは望むけど、セックスの話とかされたら二度と会いたくない。セックスの出てくる映画は見るけど、知っている人のセックスは見たくもない。知っている人は幸せでいてほしいと思うけれど、そういう幸せな家に遊びに行こうとは思わない。

 

自分が幸せになっても、そういう幸せは羨ましいというか、痛ましい気持ちになるからだろう。

 

他人に幸せそうに見せたりもしたくないし、共産主義的な勤勉さでのみ見られたい。それでこそ私の家の中での幸せは人には侵されないと思う。