いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

定時

仕事をしようとすればできないこともないが、定時ちょっと過ぎに帰宅した。好きな人が家で1人で待ってるのと、しかも具合が悪いというのだから、早く会いたい。本当にすき。一日中横に寝て、すきだよ、とか言って過ごしたい。人生の全てがそういう感じ。武田百合子の『富士日記』を読み始めてすぐに泣いちゃいそうになっている。これが全3巻もあるなんて。

 

多分今の会社に長くいないだろうなと思う。いても3年だろう。野菜とかみると、産地に前の会社の都道府県が書いてあって、きゅっとなる。心細い気持ちになる。長く何かを続けられる人はすごい。

 

家族も仕事もうまく続けられなかった。自分には何もないだけが残された二十代という感じ。旦那だけがいる。いつもすごく大事だと思う。旦那のことがすごく大事でいつなんどきも一緒にいたいと思いながら仕事に行くのは大変だと思う。アンバランスだよ。わたしが作家ならずっと近くで書いて食べていけるのにな。

 

この一緒の一生が過ぎ去ってしまうということが辛い。今日は大根食べすぎたら具合悪くなるの忘れてわたしがスープに大根たくさん入れすぎたので旦那が体痒くなった。こんなことばかりちゃんと忘れずに覚えていたらいいのに。

 

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