いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

駅のホーム

いつも使う駅のホームで客の服がドアに挟まったりするのを押し込んだり、駆け込み乗車の人をうんざりしながら止めている駅員さんがいて、もはやうんざりが顔に出ているのだが、アナウンスについては非常に聞き取りやすい声で行っていた。仕事が体に染みついている感じですごい。

 

最近、今までパソコンとかあまり使ってこなかった人にパソコン使えとか無理なことを言うとか思って見ていたことがあるのだが、その人たちは普通に使えるようになって、すごいと思った。あんなに素晴らしい人間という生き物を貶したり虐めたりして、能力を低下させることをする人は本当に下らないと思った。

 

自分が強いと思っている人、思っていたい人は、「何もしていないのにひどいことになった」という人があれば「何もしないからひどいことになったのだ」と返すし、「他の部分はちゃんとやっていたのに、たった一つ不正をした」という案件があれば、「不正をしていたのだから真面目にやっていたとは言えない」と返す。それは論点のすり替えだし、あまりに幼稚な思考だと思わないか。人の話を聞いていないのと同じだ。ダジャレばかり言っている幸せな人だ。

 

みんな巻き込まれなかったのは巡り合わせがよかっただけなのに。不正を犯さないで済んでいるのは巡り合わせが良かっただけなのに。