いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

(スマートフォンで書く)

 あー怖い夢見た、と旦那はいう。ダイソーで帽子を3個買う夢を見たという。それの何が怖いのかわからない。頭が三つ生えてしまったんだろうかと聞くと、それよか傘子地蔵の話のように、暑かろうと言いながら、その帽子をお地蔵さんにかけてあげるんじゃないのかと自分で話してまた寝てしまった。

 

 私はコイニックの夢を思い出した。それはこういう夢だ。私が霞んだ街を歩いていると、電光掲示板の映像が停止する。昼すぎるとこうなるように決まってるのだ。しばらく行くと大通りを歩行者天国にして骨董市が開かれている。私の家には食器がない。タッパーで全て済ませている。いい食器があればそれを買って一生使うような気持ちで使いたいと思っている。骨董市は見ていこう。

 

 骨董市を見ているとコイニックが現れた。いや、正確には現れたのはコイニックニックなのだが。コイニックというのは人に寄生すると、コイニックニックと呼ばれる。コイニックに寄生された人間が現れた。

 

 コイニックニックはすぐにわかるのだが、どういうところでそれがわかるのかは、夢だったからもう忘れた。だいたい夢なんかは見たらすぐに忘れてしまうのだが、コイニックニックのことを覚えていたのは、その話を旦那に話したからである。旦那に夢を話すことで、今までは散らばって消えていた夢もたまにブログに書くことができる。