いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

溢れ出す予定

夏が来れば

予定溢れ出した

海へと山へと行かねばならない

いつしか広げた

両手に日々が溢れて溢れて掴みきれない

ひとりに、

してくれ、もしくはふたりに

新たな予定は

もう何もいらないから

あなた震える鎌倉の夏の浜へ

いつかこんな場所で

お酒を飲もうねって

その未来だけにまっすぐ向かっていけたらな

いつも守り抜けたらな

夏が来るなら

梅雨は必ず来るって

毎年

わかってるけど

今年は来ないのではと

毎年ちょっと一息遅い梅雨のせいで

そう思う

少し眩しい午前零時

テントを張って1人で浜の近くで

音に怯えて寝てた

あの頃は強くなれるとだけ

いつも思っていたけど

いらない

1人守れれば

全て捨てるのとすべて守るのは紙一重

海の上に霧が立ち込め

イラついた僕に海軍は向かない

弾を込め陸上で悲しい多動発揮

山側にすこし食べたい雲がある