いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

みんなで話すといろいろわかる

 工場では「4番ラインで異物混入を発見できました。」というようなことは言えても、「4番ラインの加藤さんが異物混入を発見してくれました。」ということは言われない。

 

個人を称賛しない環境に身を置くことはこれまであまりなかったので、非常に面白い。この場所で唯一と言っていい称賛される存在は、よく働く人と、ベテランである。そしてそれも表立って称賛されるのではなく、わからない時はその人に聞く、とか、ベテランは工場の管理職にタメ口で話しかけているとかそういう事象を持って知ることになる。

それはさておき、

とりあえず工場研修はスマフォ持ち込み可にしてほしいと思うほど、色々となおしたいことがある。メモしまくりたい。

 

旦那が遊びに来て家に掃除道具などを買って入れてくれたので住む場所らしくなって来た。意外と埃溜まってたんだなーとかガサツなことを思っている。花粉症ぽい。

 

工場の意識といままでの意識の間に色々とギャップがある。

・事故と製造について

工場→事故は製造業につきもの。その事故をできるだけ減らすように声かけ等していく。事故が起きても製造は止められない。なぜなら弊社にはこれが目玉商品だし、もし製造を止めれば大手からの契約を切られてしまう。

いままでの私→事故を起こしてまで製造する意味があるものなのか検証した上で、社会的にその意味があんまりなければ、事故を起こさない確信が持てるまで業務を停止するべき。何事にも立ち止まって考え、改善することが必要。

 

・褒めることについて

工場→公然と褒めることはしない。

いままでの私→優れた個人になることが重要。だから優れた結果を残せば褒める。他との差異を公然のものにすることが周囲の向上のためにもなる。