いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

気づき

 いろんな障害について調べたりして、所見ももらったり。でも何か今ひとつ根本的じゃないという感覚。なんかやっぱりADHD睡眠障害が一番問題なんじゃないかと思った。

 

 睡眠障害については概日リズム睡眠障害というやつが有力なんじゃないかと思う。ADHDによって睡眠障害が悪化しているか誘発されている可能性。

 

 相談室と面談。そんな思い詰めんなと言われる。普通に泣いてしまうので笑っちゃうと相談した。我ながら面白い相談。

 

 昨日料理してたら、ちょっとした作業がイライラして仕方ない。こんな作業を生み出した人間を殺してやろうかと思った。この包丁へし折ったろかという気持ちになった。まな板で窓ガラスブチ抜いたろかという感じ。我ながら面白い状況。正直笑ってしまう。いつもは楽しめるのに。

 

 家庭教師のバイトをしていたころ、引きこもってて、イライラすると物を壊してしまうという女の子を担当した。わたしは自慢じゃないが教えるのが上手い瞬間があるので勉強はできるようになったが、それとは別に、わたしは自分が教えている子の尋常じゃない成長の早さに驚いたよ。自分がやった時の十分の1の時間で習得しちゃう。困っている部分がとても少ない。すごいじゃないか。なんでこんなに優秀な子が引きこもってるの?優秀ゆえにか。でも教えている3人の子供、みんなそうだった。わたしは驚いたね。自分の能力の低さに。全然理解できないから何回も考え直して、その結果自分は説明が上手くなってる瞬間があるんだとわかった。

 

 あなたよく某大学受かりましたねといつも言われるのだけど、本当に自分もそう思う。ふふふ。

 

 それとは別に、その教えてた女の子が物を壊しちゃうという気持ちが理解できなかった。自分以外の外部のものを傷つけたいという欲望というか衝動というか、そういうものをわかってあげられなかった。その話になるといつも「そうか」としかいえなかった。ごめんや。昨日包丁ぶっ壊したくなってその気持ちが理解できたよ。たぶん。

 

 思えばこれも面白い経験だよね。世の中みんなお互いに理解できず行きているところがあり、それが重要なんだよきっと。やはり人間について考え抜かないところに何かの上達はないような感じだよ。

 

 父方の祖母には会いに行かなくなったよ。父に安心して欲しくていつも行っていたんだと最近わかったよ。父はいつも切れてて祖母と話ができなかったから、わたしは伝書鳩的なね。父のことは怖かったし、いい人じゃなかった。最近思い出したんだけど、父が薬を飲み込んでいる姿が全然思い出せない。わたしは目を逸らして見てなかったんだろうか。なんか嫌な子供だと思ったよ。

 

 父が仕事に行っている間、父の薬を触ってた。帰ってきた父は動いてる薬を見て何を思っていたかな。考えると少し泣いてしまう。それがどんなに些細な感情の動きだったとしてもね。死んだから父は静止画化した。だから初めてこんなふうに思い出せるよ。

 

 卒業できなかったら今の内々定先に就職できないと思い込んでたけど、そんなのなんで思い込んでるのって相談室の人に言われた。奨学金でもなんでも、もう一年勉強したくなったといえばいい、無理だったらなんかある仕事をしたらいいと。でもあんたは自分がやりたい仕事勉強したことが生かせる仕事をしてるじゃんと思いながらも、マーソーネと思った。もしある日自分の隣の家の木に雷が落ちたら世界一周の旅に行こうと思うかもしれないし、宝くじが当たればもう働きたくないと思うかもしれないし、恋人ができたらやりたい仕事が変わるかもしれないし、法話に感動したら宗教者になろうとするかもしれないし、靴がなければ出発するのをやめるかもしれない。だからどうしたのとも思える。今まで積み重ねてきたとしても明日は違う方へ行くかもしれないし、だからなんなのかと。読まないで持ってる本を売ろうと思った。わたしはまだ静止画化しないし。どっか行くかもしれないし。

 

 自分はひらめきがあるから社会のためにこのひらめきを生かして、とかみんな言う。認められたいって。でもなんで社会のために消耗しなきゃならないの。自分の課題に消耗したい。もういいやって思いました。でも自分の課題ってなんだよ。メモ:自分の道を埋め立てないこと。自分が打ち込んだからと行って、それに特化した人間になれたわけじゃないから縛られないこと。

 

 命をむなしゅうするなかれ。っす。

 

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