いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

コールマンの偏光サングラスを導入したらかなり本が読みやすくなり、読書ノートがバリバリ埋まっていく

 

コールマン メガネの上から掛けられるオーバーサングラス 偏光レンズ ブラックマット CO3012-2

コールマン メガネの上から掛けられるオーバーサングラス 偏光レンズ ブラックマット CO3012-2

 

 

 わたしは横書きの本が読めなくて相当苦心していて、自分がアーレンシンドロームという読字障害(光過敏で字が読めない症状)なのではないかと思って、筑波大学に行ったところ、そのようだと言われ、専用のサングラスみたいなものを作ろうとしているところなのだが、これがどうにも時間がかかりそうだとわかった。アーレンレンズの完成品などをネット上で見て、要するに理屈はこういうことなんだろうと思い、アマゾンで似ているようなのを買って見た。アーレンレンズは専用のレンズだからアマゾンでは買えない。アメリカから買うらしくて、専用のレンズはめちゃ高い。

 

 使用して見るとこれがかなり良い。縦書きの本を読んで見たのだけれど、なんかめちゃくちゃ早く読める。自分は縦書きの本は読めていると思っていたのだが、十分に読めていなかったようで、「これが読めるということか!!!」と感動している。読みたい行にピタリと視点が辿れるようになる。1500円くらいでここまで悩みが解決するとは驚く。というかもっと早くやっとけばよかったと泣ける。

 

 読めるとなるとミミズ文字の単語帳のようになっていた読書ノートが超速で埋まり始めた。読めるし、このノートも書けばそのうち読み返すということがわかるので、とにかく書いてしまう。字は汚いがそんなことはどうでもいい。

 

 あと横書きに関しては、ちょっとまだ読みたくない気持ちがあって、読んでいない。さっきちょっと見てみたけれど、かなり読めるようだ。縦書きほどではないが、断然いい。でも人間できないことを何回も試みた後では、自然とその行為から遠ざかってしまうものだと思う。「読めない」「読んでみよう」「読めない」「読んでみよう」「読めない」を何十回何百回もやると「もうやりたくない」「やる必要ない」「そもそも意味がない」っていう精神状態になっていく。横書きの本を読もうとしても全く楽しい気持ちになれない。でも結構このサングラスで読めるようなので、もう一度「読んでみよう」を盛んにやるつもりだ。

 

 このサングラスの難点としてはわたしのメガネの上につけると、メガネの枠が大きいために、メガネがサングラスを押し上げてしまい、ちょっと顔とサングラスの間に隙間ができてしまう点。そこから光が入ってしまうので光を防ぐ効果が少し損なわれている。

 

 アーレンレンズもこんな感じでメガネの上につけるサングラス風になるらしいのだが、どうだろう。メガネの上にちゃんとつけられるだろうか。

 

 わたしの悩みとして、講義を聞きながらノートを取れないとか、基本的に口頭で言われても一回で理解できないので全て録音したいくらいであるということとか、そのせいで人と会ってもちゃんとした話ができていないのではないかと思って簡単なことしか話さなかったり、不安になったりしていることとか、朝起きれないこととか、がある。でもそんな諸々の悩みよりも、本が読めないという悩みの方がずっと大きかったなということがこのサングラスをゲットしてわかった。わたしに一番必要なのは本を読む能力で、本日QOLがすごい上がった気がする。あと、自分ほんと光過敏なんだなということもわかった。読書の際、これまで五分とか十分ごとに読書を休憩しなければ続けられなかったのだが、余裕で1時間とか続けて読んだ。本当に嬉しい。ダメなはずなのに、こんな本が読めるんなら大学卒業できなくても全然オッケー、ってな気分になったくらい気分がいい。

 

 本が読めることはめちゃいい。読書ノートもバリバリ埋めていくのは楽しい。年末にまたいいことがあった。この前再会した猫もいいご飯を食べていることを祈る。相当読めるようになったとはいえ、ブログは相変わらず打ちっ放し書きっぱなし誤字脱字脱線。失礼いたしました。

 

 あっ、みなさんあけましておめでとうございます!え?まだだって?いいんだよそんなこと!おめでとう!