いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

アルバイトについて(あるいは半家族経営の株式会社の様子) メガネについて

 

giveus.hateblo.jp

 

 昨日書いたこの記事(店長が最低賃金を守ってくれないということについての記事)は非常に多くの方に見ていただく機会を得て、PV数も普段の12倍くらいになっていたようだし、本当に驚くと同時に、この問題について真剣に考えることになりました。星をつけてくださった方など、新たなブロガーさんを知ることができたことも思いがけない喜びでした。はてブを読むのも楽しかったです。

 

 店長の私に対する対応は、確かにこれはクソほどダメです。会社を守って続けていこうという気持ちが本当にあるならこういう対応をしてはいけないと思います。かつ私の対応は時として素早いことを店長は数年間の付き合いでよく知っているにもかかわらず、定休日も明けたにもかかわらず、私からのメールに未だに返信してこないところとか、火に油をさすがごとき所業です。普通はここで、「わかりました」とか「来年まで待ってもらうのはこちらの非であるのに申し訳ない。すぐに振り込みます。」などと返信があるものです。

 

 かと言って、この店長が悪人かといえば、そうではないことは私も数年間の付き合いでよく知っています。抜けているっていう可能性もあるんです。店長がそれで勤まるのは不思議ではありますが。それに店長の奥さんはとてもできた人で、この人ならどこへ言っても上へ行ける。どこへ言っても下につく人を大切にできると思わせる、憧れの、うーん、憧れとかいうのは恥ずかしいのですが、そうした人間です。店長は私の親族の葬式にはちゃんと休みをくれたし、私が一度アルバイトを辞めた際にはお給料(この時点では最低賃金は守られていた)に図書カード五百円ぶんを餞別としてつけてくれました。店長の奥さんは私が食べたい料理の話をしていると(リアルな世界では暇があれば食べ物の話をしているのが私)一緒に行こうと言って連れて言ってくださり、私に食べたいものを頼ませてくれ、奢ってくれたことがあります。でも奥さんは事情があり、今は少し違う仕事をしているらしいです。よって奥さんは店にいなくなりました(この点について詮索は無用です。別になんの事情もないようです)。奥さんが店にいない、これがやばい事の始まりだと、ちょい私は思うのですが、そうした環境で今回の店長が最低賃金以下の賃金でバイトを雇っているという事態は発生しています。私から見れば、店長は自分だけで切り盛りできるような人ではないと思います。悪い人ではないですが、奥さんがいなくなった後、このようなことが起きている時点で色々とまずいと思います。

 

 店長は日頃自分の立場を利用してバイトに圧力をかけるような人ではない。そこには確かに店長の人格に関係なく、雇用者と被雇用者の間に必ず発生する圧はあっても、バイトでも店長に無理なことを頼まれたら断る選択ができるくらいの関係ではあります。

 

 それから、私はいつもこのお店で働いているわけではありません。前に働いていたので、たまに人が足りない時に手伝っています。他にもアルバイトさんは多分3人いて、詳しいことは知りませんが、もっと長い時間働いています。だから本当はこのことについては、もし3人が気づいているのなら、この3人の方が不満を持つはずなのです。でも私はこの3人とは親しくないので、彼らが気づいていて甘受しているのか、それとも店長と交渉して来年社内規定を改定してから差額を払ってもらうようにするという条件で納得しているのか、それとも気づいていないのか、そのことは知りません。一応私は理解しています。もし彼らが同意していたとしてもこれは違法行為です。もしバレれば店側に責任が問われます。50万円以下の罰金です。だからなんにしろ、こんな事態を放置している店長は店を守る気力があるのか疑わしいです。

 

 私はこの店が好きでした。他のバイトの人より思い入れがあったと言っていいと思います。今でも好きだし、お客さんに店の成り立ちや理念を聞かれれば喜んで説明し、それを楽しんでいましたし、私がいる時に買い物に来て高い商品を毎週買ってくれるお客さんもいました。正直世襲で店を切り盛りしている店長にわからない楽しさも、私にはわかっていたと思います。いや、そんなことは言うべきではありませんね。ただ、私は店が好きでしたし、私の学生生活の良い思い出の一部としていました。店長と私はあまり話しませんでしたが、信頼関係があると思っています。私は良いバイトだったと思います。万引きが発生した際に怪しい人物に目をつけることができたのも私でした。

 

 店長は悪人ではないので、普通に考えたら、私がメールで問い合わせた時点で素早く対応し、差額分を払ってくれると思っていました。そうでなくてもなんらかの説明があると思っていました。これは常識ですが、最低賃金は毎年10月に改定されるんです。されない年もあるやもしれないですが、このような社会の様子ですので、今回は必ず改定されるだろうと予想できたはず。なのに「社内規定をまだ改定できていないので来年する」と言うのはおかしいんじゃないでしょうか。来年?来年とか言うのはおかしいです。来年の何月ですか?ツーか来年ってなんですか、年内にやってください。本当に困った人ですね。

 

 東京でつまらん大学生をやっていて、アルバイト先の雇用主にご飯を目一杯奢ってもらうと言う経験がある人は少ないと思います。私はそう言う稀有な関係性を彼らと築けたんだと思っていました。奥さんと私は将来どんな仕事をしたいかなどについて真剣に話をしたこともあります。私はつまり、その思いがこのような形で、まずその関係性の土台でありスタート地点である、雇用者と被雇用者という関係から崩されて破壊されていくのが悲しくてなりません。

 

 世の中には弁護士から電話がかかって来たら、その場で改善はするものの、それを依頼人との関係性の終わりとする人が山ほどいます。それが一般人の感情の普通なのです。私は法学部に寝ているので一応わかるのですが、もっと大きな会社の人はちょっとやそっと弁護士から電話がかかって来ても慌てないで、いつもと違う相談方法だなくらいに受け取るくらいの場合もあります。そうでない場合もあるけど。まあとにかく、私がブラックバイトユニオンに電話して、ブラックバイトユニオン関係の弁護士からお店に連絡が行くと、この関係性が終わりになる可能性があります。かなりあります。おそらく名を伏せて相談する方法はありますが、あの店でそんなことをするのは私だけだろうって感じなのですぐわかります。あそこで権利を主張するのは私だけと言ってもいいようなコミュニティだからです。多分この先会社などでもこんな風になることがあるでしょう。私はちょっとそんな感じです。

 

 店長の雇用主としての意識は明らかにバランスを崩しているし、勘違いしてしまっています。前までならそんなことなかったのにと思います。悲しいことです。それに私の友人が正社員になっている会社なので、このままバランスを崩していけば彼も待遇面でうまい目は見ないでしょう。他のバイトさんだって、こう言う目にあうべきではないですよ。社会のどんな労働者もこんな扱いを受けるべきではありません。だから私はブラックバイトユニオンに電話するべきです。それはわかっています。

 

 社内規定の扱いはよくわかりませんが、改定時期のわかってたものに、社内規定の改定が間に合わなかったって、そりゃないですよ。それは通用しないと思います。それに先に差額を支払っておいて、あとで帳簿に計上すればいいじゃないですか。よくわかりませんが、その当然の出費を承認しないような役員なんて誰もいないでしょう。バイトがなんで社内規定のこと気にせにゃならんのですか。でもなんかうだうだしちまいます。

 

 つまり私は疲れましたね。このわずかな金額のために(いや実際わずかな金額と呼ぶべき金額など、学生の私には存在しないし、金ならあるだけで助かるけれども)関係性を破壊するのは疲れます。Facebookで繋がっている友達同士でもあることですし、ほんと嫌気がさしますね、こんな事態には。店長が悪いです。とにかくですね、あと一週間くらいは、店長の返信を待ちたいと思います。一生のうちにこんなに「店長」と言う言葉を書いたのは今日が初めてです。まるで店長のことが好きなのか、もしくは自分が店長になりたいと強く望んでいる人みたいですね。あはは。もし一週間で望ましい返信が得られなかっった場合には、ブラックバイトユニオンに相談した、と言う記事は誰かの参考になると思うし、相談して書きたいと思います。私も暇ではないので心底こんな最低賃金がらみの扱いで不当にあしらわれかけて嫌な気分です。バイトはさっと働いてさっと帰って、帰ったらバイトのことを忘れられるのが大事ですよね。こんなのフェアじゃないです。つまりうだうだ書きましたが、そう言うことです。

 

 私はビジネスライクに片付けたいです。だからほんとは弁護士から電話がかかってきても、エモーショナルな反応をしないでほしいです。でもそれはできないんですよね。この前コンビニの店長が私に賃金をいくらにするか告げないまま働かせてたのですが、催促しても「今考えてる」って言って教えてくれなくて、だからコンビニの本部に問い合わせたら、店長から「信頼関係が崩された」と言われてクビになりました。「あなたと信頼関係を築けないと思うので。すぐ本部に連絡したし。クレーム扱いにされたのよ。」って。意味わからないと思いませんか?そっちが最初に信頼関係を崩したんですよ。ほんと意味がわからないし、これは言うべきじゃないかもしれないけど、そのコンビニのオーナーみたいな地位の人は元小学校の先生だったんですよ。私はそんな先生の下で絶対に勉強したくありませんし、働きたくもありません。あの時もブラックバイトユニオンに連絡したのですが、電話してくれませんかと言われて(前記事で会いに来てくださいと言われたと書いたのは思い違いでした。電話してと言われたのでした。失礼しました。)鬱っぽかったのでやめてしまいましたが、元気を出していくべきでした。でもだいたいそう言うシチュエーションの時って、鬱っぽくなってたりしますよね。だいたいのNPOとかって、弱ってる人から相談しにいくタイプですけど、弱ってる人はそんなアタックできないのが普通だと思う。だから私はNPOとかももっと拾いに行ってもいいんじゃないかと思っています。一週間待つことにして、その間証拠になりそうなものは捨てずにとっておきます。と言うことで、この話は今日のところはここで終わりにしておきます。

 

わっと (id:watto) さん、

那賀乃とし兵衛 (id:suganokei)さん、

私の記事について書いてくださり、ありがとうございます。とても嬉しかったし、私の毎日何も役に立たなげな記事も社会のためになるかもしれませんな、と思いました。私は基本だるだるなのですが、お二方に励まされた思いです。注力していきます。この記事がだるだるすぎてここまで読んでくださってるか自信がないけど笑 いつもこんな風なんです笑 感謝です。

 

お二方の記事です。取り上げていただいた順に。

www.watto.nagoya

dimofsoul.mitona.org

 

 ここからは眼鏡の話です。隠れ斜視のためのメガネを買ったのですが、メガネが届きました。メガネをしたのですが、人生初です。ちょっと乱視も入っているようです。

 

 メガネ着用1日目の感想は以下の通りです。

 ・ものが近く見える 部屋が狭いと感じる。
 ・立体的に見える。

 ・細かいところまで見える。

 ・紅葉を見ると葉っぱの先までいちいち見える。とにかく美しい。感動した。
 ・この感覚は、硬い椅子にクッションをつけた時の感覚に似ている。いつも別に座れるのでいいと思って、不便も感じずに座っているが、クッションをつけると今まで当たり前だと思っていたことがとんでもなく居心地悪い環境だったのだと気付いたりする。尾てい骨が痛くない、とか、お尻が気持ちいい!とかを発見する。
・なんかすぐくもる。そのため常にとても寒いところにいる気分になるが、考えてみればそんなに寒くもない。
・髪が垂れてこない

・髪が耳にかけられない(メガネがかかっているため)
・文章を読む時、目がスルスルとスムーズに滑りすぎて結局メガネ前と同じようにスラッシュを入れて読んでいる。

・地面がめちゃ近くに見えるので小人になった気分。階段を降りる時感覚がつかめない。

・食べ物を食べるとき、食べ物を口に近づけると一瞬消える(眼鏡の枠に遮られるため)。それがなんか嫌。ガン見して食べたい。

・ピントが合う。

・帰宅して顔を洗うときにメガネを外すのがめんどい。

・頭痛くならない

 

みなさんこのめちゃかわロールケーキのメガネケースをどうぞ。

 このメガネケースの良いところは、一に可愛さ、二に可愛さ、三に可愛さです。特に頑丈とかではないと思います。お揃いにしましょう。