いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

【就活の感想】就活合同説明会で名刺をくれる人とくれない人

 就活合同説明会というのは、たくさんの企業が説明会ブースを設けている会場に、就活生が訪ねていくというスタイルのイベントである。その中で就活生に名刺をバラバラ配るようにくれる人は、よく知らない会社の人が多い。小さい会社で、その小さい会社の中でもなぜこの人が説明会ブースに居るのだろうという感じの人。自分がたりをするけど、自虐でしかないようなひと。覇気のない人、死んだような人。もしくはチャラチャラしてる人。

 

 小さな会社の説明会ブースへいくと、福利厚生の話や社員旅行の話ばかりされることがある。一体なぜだろう。それは大切なことだと思うけれど、むしろ業務内容の話をしてほしい。どうせもらうなら、業務内容の分かっている会社の人の名刺をもらいたいなと思う。

 

 とはいえ就活合同説明会は面白い。面白い会社を見つけることもある。今日某商社の説明会へ行ったら、隣の就活生が、心酔したといった様子で人事担当の人の言葉に聞き入っていた。話が終わったら心酔した様子で手を叩いていた。私は心酔という気持ちをなくしているわけではない。でもその商社の話には心酔しなかった。

 

 私の人生は、今度こそ私で決めなければならない。これからの人生で、私は自分の生まれ育った家族を顧みない。振り返ったらいつも、感情の地獄に引き戻されそうな気がする。私はきっとうまくやるし、自分のうまく行かなかった家族を再生産しないように、毎日ちゃんと努力する。

 

 私の血筋には五十代で死ぬ人がわりといる。五十才で死ぬとすれば、今年24才の私はだいたい26年しか猶予がない。1年365日で、365日×26=9490日しか残りがない。もうこれからは自分の人生を生きるのだ。自分で選んだ人生を自分で選んだ人と生きるのだ。人生はすぐ終わる。