いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

恋人

 何だつまんないなあ。男に生まれたかったな。無駄のないフォルムで街から街へと渡り歩きたかったな。もしかしたらもしかして、私が男に生まれずに弟が男に生まれた時点で、私は嫉妬していたのかもしれない。その時点で許せない存在だったのかもしれない。無欲の振りをしていたころは私怨と冷静の判断の分かれ目がきちんと分かっていたのだが、今はすべて混ざり合っている。無欲な振りをしていても、この場合この人生では何も有意義なものはよってこないと分かってからは(一時期私の周りにはほんと浮浪者とアル中のおっさんしかいなかった)いやおうなしに自分を見失っている。

 

 とりあえずすべての羨ましかったことや耐えられなかったことは、恋人と会えたことで、この道でも良かったということに自分で納得している。

 

 靴をウタマロ石けんで洗った後、酢を入れた水につけておいた。コレでにおいもとれてばっちりだろう。

 

 とにかく、だ。とにかく家族と居ると何もかもが冷静じゃない。早急に引っ越すべきだ。