いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

生まれて初めて鏡を買った

 私は女子大生だが、生まれて初めて鏡を買った。無印用品の10パーセントオフセールで買った。机の上に立てて使う、化粧鏡だ。800円くらいだった。

 

 鏡というのはこれは一体なんなのであろうか。表面が反射しているこの板?はなにでできているのか。鏡の作り方を調べたら割と面白かった。それを書く適任は私ではない。

 

 私の顔面に発疹ができたのである。このようなことは今までなかった。ちょっとした発疹ではなく、かなり数が多くて驚かせてくる。私は自分の顔面をつぶさにみるべきであるという自覚を持った。

 

  最近あまりにも人間不信が悪化していて、多分疲れたんだろう。彼氏にもすこし頼り過ぎてしまった。毎日コツコツやっていくべきことがなにもできない。私は自分の人生を自分でなんとかすると決めたじゃないか。

 

 今まで鏡を買わなかった理由だが、自分でも自覚していなかったが、この鏡という奴に対して、私はなかなか病的な愛着を持っている。この鏡は、当然のことながら自分で持ち運び、すきな場所に置き、写したい対象物だけをうつすすことができる。お化けがうつることもあるとかそういうのは置いといて。それで、私は自分の顔を見ていると落ち着くので、いつまでも見ている。わたしの顔が見にくいとかなかなか愛嬌があるとかそういう問題ではなく、これがわたしがこの世でたった1人信じている人間だ、という印象。安心する。こうなるから多分今まで鏡を買わなかったのだろう。

 

 正直、すこし休みたいのだ。これは雪が降った時の写真。

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