2016-11-07 鎌倉 中国法論の先生は、講義が終わるとこう言った。「今日はこれから鎌倉へ行きます。昔バイトでお世話になった方が九十何才なんだけど、今日は久しぶりに会いにいきます。」私は言った、「それはこの寒いところ大変ですね。」と。時間は午後三時近かった。先生は仙台から東京までこの授業のために毎週通っているのだ。今日は鎌倉に泊まるのだろうなと私は思った。鎌倉かあと思ったときに、なんだか自分が間違っている気がした。濃い青色の海が目の前に広がった。 はじめての中国法 作者: 田中信行 出版社/メーカー: 有斐閣 発売日: 2013/03/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る