いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

奄美新聞と南海日日新聞

 奄美大島には、奄美新聞と南海日日新聞の二誌がある。この二つの新聞はどんな違いがあるのか?ちょっと見たところでは分からなかった。そもそもわたしは政治に疎いので、よくわかんないのだ。こういう自分を良くないと思う。

 

  二誌とも読みやすくわかりやすい文章と字の大きさで書かれている。見習いたいなと思う。それから、両紙の文章には「どやぁ」という感じがないのがいい。教えられてるのでは無く、相談されてるようだ。ただしたまに読んでいると扇動されそうな様子はある。とにかく、「実は熱いんだぜ!」という情熱を語尾に滲ませる。そうか、海が綺麗なだけではないんだなと思う。

 

  奄美大島の名瀬地区の中心街ちかくに、楠田屋書店という書店がある。ご主人と話しをしていて教えてもらったのだが、(どちらの新聞社だったか忘れたが)二社のうち一社は上の人が東京の人なので、東京から学生を取ろうということになって、早稲田の学生を雇ったらしい。東京の新聞社はなんかあんまいく気がしないけれど、島民に訴えて、一緒に考える場を提供している奄美の新聞社でなら、働いて見たいなと思った。

 

  かの新聞は中心街の喫茶店で読んだのだが、この喫茶店で、自由行動していた友ツレと偶然出会った。申し合わせてもないのに、だ。島民同士も、「あ、おはよう」とか挨拶をかわしあっており、偶然この場所で出会うことがよくあるみたいだ。

 

  サンドウィッチも美味しい喫茶だ。ここでこのブログを書いている。今回の奄美滞在で、奄美大島あなどれない!という感想を持った。これからも奄美大島に興味を持ち続けていたい。