中国の文学作家である巴金と、その妻の間に交わされた書簡を集めた『家書』という本を手に入れたので、これを自分の力で訳しあげてみようと思う。途中で別の邦訳が他者によって発表された場合にも、これを訳すことをやめないで、訳しあげてみようと思う。
他の邦訳が発表された際には、それを参照するか、しないか、少し悩むところだが、そのときに決めればいい。私はこれを自分の鍛錬と思ってやることに決めました。この課題が私のだめなところを正し、しなやかな人間になる手助けになると思う。
まだこの本をほとんど読んでいないので、まずは覚束ないながらも、通読してみたい。拙い訳であっても、ここに残して、また将来きょうこのごろの日々を確かに思い出したいものです。
巴金の『家書』については、下の論文(『巴金「成都日記」について』)等に少し書かれています。そのうちこのブログにも書きますが、ご興味ありましたらぜひ。
野間信幸『巴金「成都日記」について』
巴金の作品