いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

2021-11-23から1日間の記事一覧

いきなり死になった

一つ前の詩を書いて投稿したあと、すぐに電話がきてでかけた。出かけて、見舞ったらいきなりそのひとは死んでしまった。ええーそんなことある?という気持ちだったが仕方ない。元々危篤ですと言われて呼び出されたけど、実際ついてみたら、たしかに具合悪そ…

朝から靄と母屋の概念

家に母屋があったことはない 家に靄がかかったことは ひとりで住んでいたとき 草の匂いとともに いちめんかおり開けた窓から 畳にいきわたったいちぢくのにおい なつかしく思い出しては 腕をつかんだ せめさいなんだ自分を手放し あとで土になることもなく …