いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

給料が上がる会社とそうでない会社に関する所感

賃金が上がるような会社は、自分のために会社を利用しようという人が集まって、賃金が上がらない会社には、会社のために自分を利用させて暇を潰したいという人が集まって、どちらの方が雰囲気が良いかと言えば投げやりな分後者の方が雰囲気はいい。人間は達観している人に安心を感じるもので、どんな宗教の人もある意味でなげやりな気がするから、そういう人の周りに人が集まって、一緒になげやりになって落ち着いたのだろう。

 

 

田舎の工場ではいつ自分が労災に会うかと心配で、都会では電車の中でよろめく人がいると誰か倒れたのだろうかと心配する。場所が工場から社会になっただけで、見えないところで労災とも言えないレベルで人の体は破壊されているし、そのことをなんといって良いものか。

 

疲れたなあと思っても、自分の親もまたこと電車の窓で疲れてたんだろう。気をつけて生きていかなければ削られることになる。