いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

月曜日から金曜日まで繰り返す私の仕事

①まず出勤してパソコンを起動し、本日納入されるものを確認する。確認したら荷下ろし場にいく。要するに製品を作るのに必要なものが毎日運び込まれるので、それをトラックから降ろし、検査をし、倉庫に収める。この一連の作業で午前中の大半が終わる。

②元気を出して発注書類の確認をする。これが明日からまた納入されるものの発注内容を示している。伝票入力などもする。なんか問題があれば工場とか仕入れ先に確認を取る。暇になれば社員の飲むコーヒーなどを補給する。コーヒーぐらい自分で買えばいいのに。このコーヒーメーカーの準備と掃除に時間をかけるのは馬鹿臭い。そういう無駄がありすぎるが、その辺を愛すべき情緒と捉えているのか本当にアホくさい。会社がこんなにも無駄の多い場所とは思わなかった。

③元気を出して昼食をとる。

④荷下ろししたものをシステムに登録などする。

⑤今任されている、システムに取り扱い原料を全て登録する機械的な作業を繰り返す。仕入れ先からの問い合わせに答える。終業時刻になる。机を片付ける。クソやろうと思いながら我慢して帰る。

 

そのあとはシャワーを浴びて全てを洗い流し読書タイム。50人くらいの工場だと思うが、正確に数えたことはない。頑張ってIT改善すれば30人でいける見込み。というか無益なものは作るのやめればいいじゃんと思うけど売上高だけでも落としたくないのだねえ。

 

 

恐ろしい若さの無駄遣い。若さならもっといい使い方があるはずだ。新入社員に先輩社員から話をするようなことが毎年ありそうだが、あんな時、なんと言って違う会社に行ったほうがいいことを人事にはバレずに伝えることができるだろう。

 

工場 (新潮文庫)

工場 (新潮文庫)

 

 

最近地震が二回あって、旦那と揺れたねと共有できた。離れた場所にいるがプレートはどこかしら繋がっているのだ。そのことはなんか、今しかできない体験という気がした。

 

なぜ上司が残業する必要があるのかわからない。わからない上に、全く引き継ぎを行う気配がない。もう来月初めには別工場に異動するにもかかわらず。私も転職したほうがいい気がする。したほうがいい。毎週土曜日にハローワーク通い決定。

 

上に紹介した本はうちのような小さな工場の話ではないけど、なるほど工場の仕組みとはこんなふうかって、たまにわかる。特に労災になった人が別の部署で働いているような様子を読むことができる。