死んだら永遠、それがいい
いつも取り残されているから
新しく生まれてくるものぜんぶにそれが染み込んでいる世界
すごくうるさいくらい
話をしている
風に大木が揺れ
その針のような葉が湖畔に突き刺さる時
メッセージを受けた
フォレバーですよ、
後にはすっきりとした
孤独だけが残った
足の裏に冷たさだけが残った
朝が来て一人で触れるガラスは冷たい
フォレバーですよと呟いても
長い怒りが
メッセージを食い止める
受け取らなければと背伸びした時
背骨がずれて
他所へは行けなくなった