いのちばっかりさ

生きている記録。生業。放送大学。本を読む。入道雲100年分。

お疲れなんけどでも俺は

 朝から夜まで外に出て遊んでいた。お金を払ってオシャレな空間でコーヒーを飲んだら、自分がまともな扱い受けているという感じがした。こんなの病気だと思う。病的な感覚だ。たかがカフェを、こんな風に自分をドブから隔てる壁のように感じるのは今までになかったと思ったが、そういえば前にもあった。

 

 ここのところスーパーに行くのを楽しみにして、別に買うものがなくても買ったらすっきりするから買ったりしていたのは変だと思う。やめなくちゃ。資格の勉強をして前に進まなければと思っている。とにかく、怒ったりしないで体力を温存して、小さなことから少しずつ前に進めなくては。しかしこれが、仕事を任されなくても、体力温存できるだけ得なんだからサボっていようなどとまで考え始めるとかなり怠惰なので、周りが時間を気にしないで悠久の時に生きているかのように仕事をしていても、自分だけは時間を測って、自分で設定した期限内に仕事を完成させる習慣を守り抜きたい。

 

 この前プロパンの請求が来て、目玉出るかと思った。風呂に入りすぎるのはやめようと思った。週に一回か、二回にしたい。とりあえず、日曜日と木曜日に風呂に入ることにする。

 

 いつのまにか五月が終わる。これではいけないと思う。

 友人に相談したが、どうやら私の給料は、「前払い退職金」が、「各種手当」ではなく「基本給」に含まれているのだろうとのことだった。だから「基準内賃金」と「前払い退職金」を合わせたものが「基本給18万5千円」になるんだと。でも基本給の中に退職金が含まれているっておかしくないのか。「基準内賃金」が何のことか知らないけど、普通はそこんとこが18万5千円で、その他手当として前払い退職金がつくんじゃないの。よくわかんない。そうなの?なんか考えていたら疲れた。これは基本給18万5千円が支払われていると言うことなのか?来年からさらに住民税が天引きされると思うと恐ろしい。暮らしてはいけるが、旅行に行ったりはできない。暮らしてはいけるけど、結婚したら会社規定によって住宅手当が出なくなるので、実は暮らして行くにも困る可能性がある。今月の家計については後日書くのでそれを見て欲しい。特に地方の中小に、親族もいないのにやりたい仕事だけを追いかけて就職しようとしている学生さんにはよく見て参考にして欲しいものです。

 

 社内規定のために結婚を先延ばしにしたりするのは馬鹿らしいと思っている。けど、そういうつまりお金の問題で結婚を先延ばしにしたりするのが、実際には普通のことなんだと、思った。だからこそおかしいと思う。普通の人が普通に働いて、その働いている会社の決まりのせいで私生活の重大な決定を曲げるなんておかしい。クソかよと思った。このままでは数年の間、手取り15万円もない。そんなの嫌だと思った。家族を養ってはいけない。馬鹿にするなと思った。私はもっと仕事を任せてくれればもっと仕事をこなせるし、この部署の誰よりも会社に貢献できる人材になれる。この会社でもしダメなら、稼げないこんなところで安住するわけにはいかない。自分はこの世界のどこかで絶対稼げるようになってやる。

 

 正直稼げるって何なんだよとも思う。私はそもそもそんなに稼げることなんか目指してなかった。自分の親のように稼ぐのがいかに難しいことなのかと今になって思う。親とは受けて来た教育や待遇が違うと言うのはもちろんそうだが、もしかするとそれは私が目の前に気づかれない程度に落ちている小さな機会を全て拾って全力で向かっていれば埋められた差なのかもしれないと思う。素直に反省した。その時は辛かったりとか、もう無理とか、体力がないとか、頭が痛いとか、もう鬱とか、いろんな理由があって機会は見ないふりしたりとか、簡単な方を選んだりしていた。一緒に働いている同期を見ると、皆いい人でありながら、やっぱりどこかで変なこだわりとか、邪魔になってる臆病さとか、不完全な場所で諦める癖とかがあったんだと思う。そしてそれを見ていたら私もやっぱりそうなんだと思った。メンタル弱いって言うのはこう言うことなんだと思う。

 

 将来のためとか家族のためとか言う言葉を使ってはいたけど、結局自分は生ぬるかったんだよと思っている。だから今は、目の前にどんな機会があるのか、いつも見ていようと思う。見つけたらそれが大変そうなものでも、全力で取り組むようにする。今までこんなんだから自分は、自分の親みたいにも稼げないし、家族も養えないんだろう。自分が使う言葉はどんな風にも自分の自由になるんだから、自分が使う言葉で自分を擁護しても意味がない。

 

 温泉行って、旦那からもらったタオルを使ったら、旦那の実家の匂いがした。かなり会いたい。